今年は5ヶ月NY、3ヶ月日本、4ヶ月LDNでした。来年からはまた新しい戦いになるだろうな。自分が持っているものをどう世界にぶつけるか、その計画を本格的に建設していく年になる。とりあえず易に準って決めていこう。純粋に自分の信念を貫けばきっと大丈夫だから。
易に委ねるのは考えてみれば久しぶり。アメリカにいた頃はよく迷っていたので、易に未来を尋ねていたことを思い出します。昔から日本でも、神に祈りを捧げ天命や詔を受けてそれに習っていた文化がある。今はどれくらいの人が占いやおみくじをエンタメではなく神様からのお告げとして見ているんだろうか。
易というのは古代中国から伝えられる易経と呼ばれる書物を指すもので、昔から政治は易に頼って決められてきたと伝えられています。もしこの記事を見て易経に興味が湧いた方は、ぜひYouTubeなどで検索してみると、簡単な説明はたくさん出されています。
僕は主に10円玉を3枚易用に用意していますが、50%の確率で裏表が出るものならなんでもできる簡単な占いです。しかしその奥にある哲学は実に深く、中国の四書五経と呼ばれる儒教の教科書でもあります。日本が古来、神、仏、儒を基に育ってきたことを考えると、日本人の歴史や遺伝子的根源を学ぶ上では割と必須とも呼べるかもしれない本です。大した量の言葉が綴られているわけではありませんが、奥が深い。易経に記されている64掛は自分のコンデションによって常に変色し、そして常に自分が今どこにいるのかを教えてくれます。この文章は、易の哲学に触れると理解できると思いますが。簡単にいえば、易とは流れ、アップダウンのある波の中で自分がどこにいるのかを客観的に教えてくれる。。。そんな感じです。この哲学には絶対的な形が存在しないので、あえて濁します。
書いていてだんだん今夜の易が楽しみになってきました。
『流れ』で思い出したので、付け足し。私たちは実は常に動いていて、常に本気なんです。
力学的視点で0があるタイミングはもちろんあります。休憩している時や寝ている時、眠っている時はslow down や止まっているという感覚になるかもしれませんが。それらも目的のための最善手として体が意識無意識的にとったこうどうであり、結果常に本気で何かに向かって生きているんです。
positive psychology にもFlourishing という言葉が1つの理想的な状態として掲げられています。直訳すると繁栄するとか花開く、というような意味です。positive psychology的なflourishingは、プラスの感情に満ち、自分と相手を信じ、生きることに意味と目標を持っている状態を指します。Flourishingはラテン語の花が語源でもあるのですが、花が雨に当たって風に吹かれても大輪を咲かし次の時代につなぐように、人間も生物として次の時代に繋げる目標のためにflourishする。flourishingにはそんな意味があります。
どのようにflourishingに辿り着くかというのは専門的な話になりますが、1つ例を挙げて流れと結びつけると,,,私たちは落ち込んだり困難にぶち当たったりする時があります。そんな時、それを糧にしていつかそのダウンを経験して良かったと、そう思えている未来を想像できると、flourishingに向かいます。そこで大事なのが大きな目標のために生きているという意識です。めちゃんこ大事なことです。目標のために生きていると、自分の行動に意味ができて、価値ができます。選択に自信が持てるようになり、失敗したとき、挫折した時に復活するパワーになります。
毎日、目標のために起きて寝て食べて楽しんで泣いて笑って。また明日も来年も、そうして繋いでいきましょう♪
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