こんにちは☀️
僕の住んでいるキャンパスは、まさに空港の目の前です。毎日朝7時ごろになると一便目、二便目と次々に空に飛んでいく。今もまた一機。あそこには何人の人間が入っているんだろう。
人間はついに力学を駆使して高く飛べるようになった🚀
現代社会に生きる人間の次の目標はなんなのか。私たちは何を目指しているのか。
私たちは今どう生きるのか。
今日はジブリ作品『君たちはどう生きるか』から得て僕が得た感想をぶつけてみます。
数年前に作られたこの作品は僕にとってはとても哲学的なもので、前作までのような子供でも楽しめる要素があまり無いように思いました。作中では一聞するのみではわからない不思議な言葉遊びばかりで、現代人の直感に反するものばかりに感じられました。
物語の舞台は戦時中の日本。名言はされていないものの大体70年ほど前、敗戦によって日本が大きく揺らいだ時期でしょう。
主人公は不思議な力に導かれて宇宙から来たという石造りの塔に入り、地球と並行して存在する、別の時間軸に飛びます。その星ではインコたちが人間のように文明を作り上げていて、大叔父という人物が創造主として存在します(主人公、真人、のご先祖様)。大叔父は真人を呼んでこの世界を継いでくれ、自分の思うように、自由で豊かな世界をそこで創って良いと託されますが、自分の生まれた世界(地球)に帰ることを決断します。
ざっくりとこんな感じなのですが…
登場人物たちの間で交わされる言葉の意味を理解しようとすると、そう簡単では無い。
大叔父の作る世界は、インコが支配する星ですが、インコは言葉を使うし、人間のように暮らしています。人間でもなんでも食べるようです、ただ子供を産む女は食べないようで。。。子持ちの魚を離す人間のような価値観ですね。
作中後半で出てくる仏教でいうところの極楽のような豊かな空間を見て、インコの衛兵が泣きながらご先祖様と表現することから、おそらく地球と同じように長い歴史を経て進化したインコちゃん達なのでしょう。そしてその世界は、インコの王様の一太刀によって崩壊を始めます。主人公たちは崩壊するその星からなんとか地球に逃げることができるのですが…暴力が支配し崩壊が始まるというのは世の常であると、実に人間らしいというべきか動物的というべきか。最後に真人は地球に帰って自分の力で地球で暮らすことを決断しました。今の地球全体を見渡すと、権力や暴力など、力による支配がたくさんで、じきに火の海になることは免れないような気さえします。
そこに真人は帰りました。
みなさん。地球をどうしたいですか?
もしあなたが思い通りに地球を創れるなら、どうしたいですか?何をどう在らせることを理想としますか?聞いてみたいな、是非コメントにでも!
僕は、より長い平和のために、地球全体と仲良くして、お互いのために支え合いながら生きていきたいです。そのために僕は勉強して、自分にしかできない使命に力を尽くしていきたいと考えています。明日で終わっていいから自分のやりたいことをしたい、ではなく、明日で終わってほしく無いから明後日にことを考えて、未来のために頑張りたい。そう思っています。
さてではそのためにどう生きるのか。動物として、人間として、日本人として、今できる、自分の役割はなんなのかを自覚しながら毎日を楽しんでいけたらな!
今からキノコのパスタを作ります。きっと美味しい。感謝しながら作って食べます。
ありがとう!!!
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